heart to heart +love☆
「あ、彩乃が帰ってきたかも。また後でかけ直すね?」
一度電話を切って、ドアを開けた。
すると、ドアの前には…
「どうもお邪魔しまーす」
「ただいまー」
って、彩乃とテラくん。
2人で帰ってきた!?
そして、彩乃が言い放つ。
「部屋チェーンジ!!」
「はい!?どういうこと!?」
「あんたたち熟年夫婦の距離を近づけてやろうじゃないかって作戦よ」
「いや、大きなお世話…」
っていうか熟年夫婦じゃないから!
なんかこの2人…企んでるとは思ってたけど、そういうこと!?
「はいはい。そういうわけだから、柚希は道重くんの部屋に行ってらっしゃい」
「むりむりむりむりっ!!!」
「付き合って何年よ?」
「えーと…約2年?」
私が答えると、彩乃は大きなため息をついて、無言で私をドアのほうへ押しやる。
「彩乃っ、マジで言ってるの!?」
「ね?私とテラくんを近づけるためだと思って?」
そんな彩乃のセリフのあと、私の目の前でドアが閉まった……。
えーと…どうしましょう?
呆然とドアを見つめたけど、開く様子もないから途方に暮れる。
私に律の部屋に泊まれと!?
た、確かに付き合って2年だけど…
未だにキス以上のこともなく。
それが彩乃には“奇跡だ”とか言われるんだけど。
…ついに罠にハマりました。
一度電話を切って、ドアを開けた。
すると、ドアの前には…
「どうもお邪魔しまーす」
「ただいまー」
って、彩乃とテラくん。
2人で帰ってきた!?
そして、彩乃が言い放つ。
「部屋チェーンジ!!」
「はい!?どういうこと!?」
「あんたたち熟年夫婦の距離を近づけてやろうじゃないかって作戦よ」
「いや、大きなお世話…」
っていうか熟年夫婦じゃないから!
なんかこの2人…企んでるとは思ってたけど、そういうこと!?
「はいはい。そういうわけだから、柚希は道重くんの部屋に行ってらっしゃい」
「むりむりむりむりっ!!!」
「付き合って何年よ?」
「えーと…約2年?」
私が答えると、彩乃は大きなため息をついて、無言で私をドアのほうへ押しやる。
「彩乃っ、マジで言ってるの!?」
「ね?私とテラくんを近づけるためだと思って?」
そんな彩乃のセリフのあと、私の目の前でドアが閉まった……。
えーと…どうしましょう?
呆然とドアを見つめたけど、開く様子もないから途方に暮れる。
私に律の部屋に泊まれと!?
た、確かに付き合って2年だけど…
未だにキス以上のこともなく。
それが彩乃には“奇跡だ”とか言われるんだけど。
…ついに罠にハマりました。