heart to heart +love☆
“こんなみっともない私を見られたくないからだよ”
柚希はそう言うけど、やっぱり放っておけなくて。
息を切らしながらチャリンコぶっとばして、消灯間際の病院に駆け込んだ。
「…うそ、ホントに来た」
ビックリした顔。
照明が半分だけ落とされたデイルームの窓辺に立っていた。
大きめのカーディガンを羽織った柚希は、ますます小さく見えたんだ。
「…みっともなくてもいいじゃん?今更取り繕ったって、もう知ってるよ」
もう十分知ってるよ。
時々弱いキミのこと。
それでも…
「そういう弱いとこも全部好きだから」
後々、柚希のワガママに振り回されることになるって知ってたとしても、それは本心。
柚希の全部を愛してる。
何も言わずに、オレの腕の中に入ってきた柚希は、柔らかくて暖かい。
オレの前では強がらなくてもいいよ?
面会時間終了のアナウンスを聞きながら、柚希のことを抱きしめていた。
何があろうと、ずっと愛してる。
柚希はそう言うけど、やっぱり放っておけなくて。
息を切らしながらチャリンコぶっとばして、消灯間際の病院に駆け込んだ。
「…うそ、ホントに来た」
ビックリした顔。
照明が半分だけ落とされたデイルームの窓辺に立っていた。
大きめのカーディガンを羽織った柚希は、ますます小さく見えたんだ。
「…みっともなくてもいいじゃん?今更取り繕ったって、もう知ってるよ」
もう十分知ってるよ。
時々弱いキミのこと。
それでも…
「そういう弱いとこも全部好きだから」
後々、柚希のワガママに振り回されることになるって知ってたとしても、それは本心。
柚希の全部を愛してる。
何も言わずに、オレの腕の中に入ってきた柚希は、柔らかくて暖かい。
オレの前では強がらなくてもいいよ?
面会時間終了のアナウンスを聞きながら、柚希のことを抱きしめていた。
何があろうと、ずっと愛してる。