heart to heart +love☆
「ドーナツ食った?」
テラくんが切り出す。
もちろん視線は彩乃に。
「ううん、まだ食べてない~」
「取ってきてやろうか?」
席を外そうとしたテラくん。
が、彩乃のスゴイのはその後。
「あ、私も一緒に行く!柚希と道重くんは何がいい?」
ギョッとするけど、なるほどね。
そう来たか。
「ポンデリングがいい」
「道重くんは?」
「じゃあオレも」
「了解~!テラくん行こっか」
あっという間にテラくんは連れ去られ(?)、結局私は律と2人になる。
律はあっけにとられてるし。
「なんか…里崎(彩乃)すげぇな」
「達人レベルだからね」
「まぁいっか。テラが里崎に告ったんだし、好きにさせとこう」
お見合いの席の“あとは若いおふたりで…”みたいな、そんな気持ちの私たち。
まったりのんびり。
「6時まで勉強かぁ~、長いなぁ」
「勉強しに来てんだろ」
「そうだけどー…眠くなんない?」
「眠い」
「あれ、意外」
「なんで?」
「だって学校でも授業中に寝てるのなんて、見たことなかったから」
「ノート取るフリして寝てるよ」
「えー?ホントに?」
律との空間が好き。
勉強合宿だって楽しく思える。
スゴイ魔法だよねぇ。
テラくんが切り出す。
もちろん視線は彩乃に。
「ううん、まだ食べてない~」
「取ってきてやろうか?」
席を外そうとしたテラくん。
が、彩乃のスゴイのはその後。
「あ、私も一緒に行く!柚希と道重くんは何がいい?」
ギョッとするけど、なるほどね。
そう来たか。
「ポンデリングがいい」
「道重くんは?」
「じゃあオレも」
「了解~!テラくん行こっか」
あっという間にテラくんは連れ去られ(?)、結局私は律と2人になる。
律はあっけにとられてるし。
「なんか…里崎(彩乃)すげぇな」
「達人レベルだからね」
「まぁいっか。テラが里崎に告ったんだし、好きにさせとこう」
お見合いの席の“あとは若いおふたりで…”みたいな、そんな気持ちの私たち。
まったりのんびり。
「6時まで勉強かぁ~、長いなぁ」
「勉強しに来てんだろ」
「そうだけどー…眠くなんない?」
「眠い」
「あれ、意外」
「なんで?」
「だって学校でも授業中に寝てるのなんて、見たことなかったから」
「ノート取るフリして寝てるよ」
「えー?ホントに?」
律との空間が好き。
勉強合宿だって楽しく思える。
スゴイ魔法だよねぇ。