携帯小説家の憂鬱
◆腹黒モテboy



私、澤本美雨です。
只今、もの凄く悩んでます。

それは携帯小説の事です…。

私はそこそこ人気な携帯小説を書いているんですが…
次のネタが思い付かないんです。
1日2ページ以上更新が私のモットーなのに…



「どうしよー…!」




「何の事?」

「それは…小せ
あぁっ!!!」


危ない危ない…
『小説の事』って言おーとしちゃったよ
皆には秘密にしようって決めてたのに



ってゆーか何で昼休み中の校舎裏にこんなイケメンが…?
普通は中庭とかにいるのに



「そんなに叫ばないでよ
吃驚するから♪」

「…何かすみません
ってか、誰ですか?」


「……」


黙らないで下さいよ…
独り言みたいだから……





















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