携帯小説家の憂鬱
「何で知ってるんですか…?」
「何が?」
「だから…私が『MIU』って事…」
「何でだろーね♪」
…う~ん
まぁ、良いか☆
小説家って事知られてもいじめとか
なかったし?
何となく秘密にしよー♪
と思っただけだし
「そうですねー何ででしょうね~♪」
「バラしても良い?」
「良いですよー♪」
「ちぇー
つまんないな~」
「はい
そですか
では今度こそ
サヨーナラ」
そう言って、校舎裏のドアを開けると、
『明日もこの時間に来てねー♪』
と言われた…
気がした。