BLUE
第一章
月下の唇
冷たい。でも気持ち良い。
空が黒い。微かな光が見える。
でも、その光は沈んでいく私には届かない。
嗚呼。このまま、群青に融けられたらいいのに。
黒に、染まった。
空が黒い。微かな光が見える。
でも、その光は沈んでいく私には届かない。
嗚呼。このまま、群青に融けられたらいいのに。
黒に、染まった。