BLUE

non title

眩しさに目を開く。
まだ残っているけだるさが起き上がろうとした体を襲った。
生活感の無い、見知らぬ部屋が瞳に映り込む。


「あ、れ…」


ここは、どこ?
その言葉は外に出る前に口の中で萎んでいった。
フラッシュバックする昨夜の男。
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