恋人は…最強ヤンキー
あたしが架璃拿にあげた
ネックレスと同じものだった。
「気に居るかわかんないけどさ??
これからもよろしくって意味も込めて…。
渡しておく‼‼」
そう笑顔で言われた。
メッチャ嬉しいんだけど。
ちょうどあたしの好きな
赤が使われてて…。
たぶんあたしの事考えて
真剣に悩んだんだろうな…。
架璃拿、
優柔不断だし。
まさかかぶるなんて
思ってもなかったけど…。
まぁ…。
おそろいって事で
毎日つけよう。
「そろそろ…
帰ろうか??」
「そうだね」
そしてあたしたちは
電車の中で他愛もない話をして
家に帰った。