恋人は…最強ヤンキー

ある朝…

学校に登校しても

架璃拿と高嗣が

いなかった。

ちょうどよくなったケータイで

嫌な予感がする。

「もしもし」

『華季禰か…??』

ケータイから聞こえる

気味の悪い声。

「鶯龍…??」

『よくわかったな』

あたしはヤバいと思って

すぐ学校から飛び出した。

「何してんだよ!?」

『人質に…

お前の大事な仲間奪ってきた。

返してほしけりゃ

海近くにある

倉庫まで来い』

「行くから‼‼

それまで手ぇ出すんじゃねぇぞ‼‼」

『あぁ…

出さないで置いてやる。』

あたしは急いで仲間を集めて

バイクで倉庫まで向かった。
< 133 / 159 >

この作品をシェア

pagetop