恋人は…最強ヤンキー
ある朝…
学校に登校しても
架璃拿と高嗣が
いなかった。
ちょうどよくなったケータイで
嫌な予感がする。
「もしもし」
『華季禰か…??』
ケータイから聞こえる
気味の悪い声。
「鶯龍…??」
『よくわかったな』
あたしはヤバいと思って
すぐ学校から飛び出した。
「何してんだよ!?」
『人質に…
お前の大事な仲間奪ってきた。
返してほしけりゃ
海近くにある
倉庫まで来い』
「行くから‼‼
それまで手ぇ出すんじゃねぇぞ‼‼」
『あぁ…
出さないで置いてやる。』
あたしは急いで仲間を集めて
バイクで倉庫まで向かった。