恋人は…最強ヤンキー
「華季禰ぇ…マジで頼むって‼‼」
今回ばかりは担任も
マジで困ってるらしい。
「てかさ、自業自得ならさぁ…
このまま留年って事でいいんじゃない??
あぁ…それが一番よ。一回今まで自分のしてきたこと見なおしてみるいいチャンスにもなるしね??」
これを言った途端
架璃拿と高嗣の顔が真っ青になる
「ぜってぇやだからな‼‼あんな馬鹿な後輩と
一年過ごすなんて‼‼」
お前だって馬鹿だろ??
まだ後輩の方が優秀だっての。
「彌嘉~~‼‼あたしは彌嘉と同じクラスで
卒業したいよ~‼‼しかもあたしには友達彌嘉しかいないから‼‼
後輩なんてもっと無理‼‼」
あたしだって無理だって。
ま、一緒に卒業はしたいよ??
だけどこの馬鹿2人といたら
あたしまで馬鹿になるっての。
「どうしたらいいの。先生」
「ま、面倒見てやるしかねぇんじゃねぇのか??」
「テスト…いつだっけ??」
「一週間後だな」
一週間後…。
いけるかな。
「いいよ、あたしがスパルタ教育してあげる…」