恋人は…最強ヤンキー
「彌嘉…最近暴れてる瀬伊摩だけど」
「高嗣。そのことで放課後話がある」
「……あぁ…わかった」
昼休みの時
高嗣からその話を振られて
一瞬ばれると思ったケド
違ったみたい。
とにかくそのあとの授業は身に入らないまま
放課後を迎えた
「話ってなんだ??彌嘉」
「真面目に聞いてよ??」
「あぁ。わかってる」
長くなっても、
今の状態は伝えるべきだよね。
「今回瀬伊摩にはバックが1組じゃないかもしれない」
「は!?」
「たぶん…3組はついてるだろうな。
それで…今回あたしらの組を狙ってる理由は
あたしじゃない。高嗣と架璃拿奪うためだと思う。」
「……」
「だから今回の闘いは…
あたしと組員だけで行く。」
これがあたしの決断なんだ。
高嗣と架璃拿に怪我させたくない。
「何言ってんだ‼‼‼彌嘉‼俺はっ……」
「今回あたしはっ…
自分の命よりも2人の命を優先する」