恋人は…最強ヤンキー

最後の1つ手前??


「最後じゃない。

まだあんたらは置いていかないから…。

最後の1つ手前??って言うの??

だから…安心して」

「安心できるわけねぇだろ‼‼

なんでお前なんだよ‼」

「彌嘉っ!!あたしは傷つく姿を…

見たくないよっ…」

傷は…つくけど。

あたしはあたしだ。

「大丈夫だから。

次会うのは…病院かなぁ…」

まだあたしの人生は

最後じゃないんだ。

最後の前に…

瀬伊摩とあと1つ…

鶯龍って言う壁が

あたしを待ってる。

それまでに……。

ある人にあたしの想いも

伝えなきゃいけなくなる。


傷…

また傷が出来る。

でもあたしの体に傷を負ってでも

守りたい奴らなんだ。
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