恋人は…最強ヤンキー
「彌嘉‼‼何言ってんだよ‼‼」
「あいつらの思い通りに
させたくねぇだけだよ!」
「別に俺はどうでもいいって!!」
「よくねぇんだよ!!」
高嗣だけは
あたしの命が消えても守り抜く。
これがあたしの役割だからな。
「来いよ、墨田ぁぁぁぁあああ‼‼」
「行くぞ!!」
そしてあたしと墨田の闘いが幕を開ける。
鉄パイプでいろんな方向から攻められる。
とにかく避けながら、殴り続ける
そして…
「最後は、てめぇ1人だな」
「くっそ…」
「鶯龍……出せば??」
「言われなくても、そうするつもりだったよ!!」
墨田が叫んだとき
あたしの目の前にざっと数えて30人ぐらいの奴らが現れた。
「多人数じゃなきゃ勝てないってか??」
「あ~…。喧嘩すんのは俺だから。」
そう言って出てきたのは……。
鶯龍組総長
鶯龍霧夜……。