恋人は…最強ヤンキー
彌嘉side
「彌嘉様??」
「ん??どうしたの??」
「少し…お部屋に入らせていただいてもよろしいですか??」
「いいよ」
あたしがそういうと三浦が顔を俯かせて部屋に入ってきた。
「どうした??」
「今…高嗣様と架璃拿様がお見えになりまして。彌嘉様の様子を聞いて…帰られました」
もしかして…
「あたしの今の状況言ったのか??」
「申し訳ございません。」
言ったのか。
まぁ…。いずればれるんだし。
しょうがないか
「謝んなくていいよ。あたしがこんな長い間学校休んで連絡も無視してるんだもん。家まで押し掛けてきてもしょうがないって」
まだ携帯の電源は入れてない。
メールとか着信の件数
半端ないんだろうなぁ…。
「調子は…。まだよくなりませんか??」
「なかなか…よくなんないんだよね。
はぁ…。どうしちゃったんだろ。あたしの体」
ホント自分でもわからない。
こんな重症になったことなんてないし。
自分の体が
こんなに弱いことも
知らなかった。