恋人は…最強ヤンキー

彌嘉の病気


あたし………

運ないよなぁ。

でもこのままじゃ

ずっと学校行けないよね??

「ねぇ三浦??あそこの病院…

結構病気治る率高いよね」

「まぁ…他の医者に比べましたら

率は大変高いですよ」

「じゃぁさ…。あたしこのままは嫌だから、入院しよう。話しはすでにつけてある。病院の方に連絡して」

「あ…はい。かしこまりました。」

三浦が出て行ったあと

入院の支度して。

あたしはお母さんに連絡した。

「お母さん??」

『どうしたの??』

「最近体調が良くなくて。

今日から入院することになった。」

『え!?大丈夫なの??

私もすぐ行きましょうか??』

「大丈夫。お母さんは仕事して??

ホントに大丈夫だから」

『わかったわ。でも何かあったら

すぐ連絡するのよ??』

「わかった。じゃあね」

短い電話だけど

耳元で聞こえるお母さんの声に

安心した。

「行こ。三浦」

「はい。」

これからあたしの入院生活が始まる。
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