恋人は…最強ヤンキー

医者からは

だいぶ体が弱っている…って事で。

特別室に入れられた。

「VIPルームみたいだね??三浦………。なんか嫌だわ」

「まあ…華季禰の名前を持っている限り…。これからは逃れられませんよ」

さすがの三浦も苦笑い。

たぶん一番大きいサイズのTVに

大きいお風呂。

大理石で出来た洗面所。

ベッドはふかふかのキングサイズ。

あちこちにいろんな企業から来た

お見舞い用の花などが置いてある。

この短時間でこれだけの量って。

どういうことよ、これ。

「何あったらまた言ってください。

三浦さん。この部屋にある程度荷物起き終わったら呼びに来ていただいてもよろしいですか??

さっそく点滴で元の元気な体に戻さないとなので。」

「わかりました。ありがとうございます」

そう三浦と言葉を交わし、

医者は出て行った。

「ホント豪華だね。

あたし普通の部屋でよかったのに」

「まぁ…いいじゃないですか。

新鮮で」

あんまり新鮮じゃないけどね。

家よりも豪華ではないけど。

いつもと変わんないジャン。

これじゃ。
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