恋人は…最強ヤンキー

前まで

誰かに甘えっぱなしだった架璃拿が

こんなになるなんて

思ってなかった。

「もっと元気になったら

ちゃんと学校行くから…。

この後高嗣にも電話するから。

またあとでね??」

『うん。

高嗣君、すごくつらそうだから

早く電話してあげて??

もう学校じゃ誰とも話さなくなって…。

可哀そうだから。

すぐ電話してあげてね‼‼

じゃぁ‼‼』

最後は元気な架璃拿の声で

電話を終わらせた。

次に…

高嗣。

さっき架璃拿が辛そうだって言ってた。

そこまで追い詰めたのは

あたしなんだよね…??
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