Brother Short Story's


―――――……


翌日から熱が上がったリキは3日程学校を休み、そのまま土日を迎えた。



リキは静流に何かお礼をしようと、近所のショッピングモールに一人足を向ける。


うろうろと色んな店を見て回っていると、ひとつの店で足が止まり、その中の一つを手に取った。


それは、シルバーで出来たキラキラと光る綺麗な携帯ストラップ。


静流にすごく似合いそう――。


これ位なら気負わずに受け取ってくれるかな、とリキは思いプレゼント用にラッピングしてもらう。


さあ、これをどうやって渡すかな……。


そんなことを考えながら、リキは家路につくのだった―――。




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