無色少女
女子高生は何も喋らない
それに無表情だ
「ったく どういうことだよ……」
とりあえず俺は警部に連絡する
PLLL……
「どうした?バリバリ……」
警部はお煎餅が好きでいつも食べている
「どうしたじゃないですよ。部屋に女子高生が居るんですがなんなんですか?」
「詳しいことは少しずつ話すがとりあえず一緒に暮らしてくれ」
「はあ?」
警部は保護者だと言って電話をきった
「……あの……」
少女に話しかけてみた
何も言わずこっちに目を向ける
「警部が一緒に暮らせって言ってるけど君は知ってるのか?」
「警部に言われた」
少女の言葉はあまりにも簡単すぎる