純恋〜スミレ〜【完】

「そんなに落ち込むなって」


「落ち込むなって方が無理だもん」


「だから俺が何度も忠告してやったのに。聞かなかった純恋が悪い」


プールサイドの日陰に腰を下ろして膝を抱えてその間に顔を埋める。


何よりも優輝に胸を見られたって言うのがショックで。


だって、まだエッチもしてないのに……。


あんな明るいところで見られちゃったし。

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