純恋〜スミレ〜【完】
こんなことなら、最初からカフェオレを頼むべきだったし。


こんな時にまで意地を張るなんて、あたし、ホントバカ。


だけど、一つ年下だからって麗華さんに『ガキ扱い』されるのはもっと嫌だった。


対抗意識を燃やしてしまうのは、麗華さんが優輝の元カノだと知っているから。



「そういえば、話ってなんですか……?」


何となくこの場の雰囲気を変えたくて、すぐに本題に入る。




< 251 / 487 >

この作品をシェア

pagetop