あなたとあたしの生きた証
このころのあたしは、もう感情をなくしていた




「なに?あたしに用?」




少しだけ冷たい感じで言ってみた





彼女の表情は見る見るうちに変わって真っ赤になった





反発されなかったのが悔しかったのだろう





あたしは一切おびえた様子を見せなかったから




こんなのなんともない





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