あなたとあたしの生きた証
怖くもないし相手にすることもない




「次の理科移動教室だってよ」






誰かが前から叫んだ




あたしは理科の準備をして机から立ち上がって彼女を無視して理科室に向かおうとした。




そんなの彼女が許すはずもなく、あたしの長い髪の毛を引っ張った








「なにするの!?痛いじゃない」
「やっとこっち見たわね、あんたあたし達を無視しようとしてんじゃないわよ」
< 129 / 343 >

この作品をシェア

pagetop