あなたとあたしの生きた証
「あんたみたいなやつにあたしを悪く言う権利はないってことよ」




それだけ言ってあたしは、教室から出て理科室に向かった




なんも考えないあたしに苛立ってる様子の彼女





理科の時間あたしのことをずっと睨んでいた




なんなのよ、あたし何もしてないのにどうして憎まれなきゃいけないの?




下を向いてあたしはじっと考えていた




いっそのことあたし転校しようかなとか色々なことを




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