あなたとあたしの生きた証
先生が《偉かったな、お前はやさしい女の子だ》そいわれて涙が溢れそうになった、あまりに優しい言葉をかけてくれるから





ずっとあたしはやさしい言葉をかけてほしかったのかもしれない





顔を合わせれば悪口ばかり言われて、それは仕方がないことだってあきらめていた。





でも、先生はあたしを必要としてくれた






それだけでこんなに泣きたくなる気持ちになるのは、やっぱり一人ぼっちであたしはさびしかったのだと気がついた






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