あなたとあたしの生きた証
次第に息が高くなる





苦しい・・・意識がもうろうとしている中で、あたしの耳に聞き覚えのある声が、響いた





「千隼・・・?」





意識がもうろうとしている中彼を見つけてあたしは彼に抱きついた




彼だけはあたしのことを知っている




「千隼・・・あたしを病院に・・・」




そのままあたしは、記憶を失った




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