あなたとあたしの生きた証
あたしは手を振りながら彼の背中をじっと見つめていた





「藍どこ見てんの?誰かいるの?」




後ろから声がすると思ったら、買い物から帰ってきたお母さんだった




「誰もいないよ。猫がいたような気がしたからさぁ~」




ご任せたかな?ばれてないかな?





お母さんから逃げるようにあたしは家に入った





「メール・・・うたなきゃ」





今日海くんからもらったメアドを打ち込んでから本文へかかった




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