あなたとあたしの生きた証
そう言えば・・・あたしここ知ってる





またここで言うのね





あの日、あたしは今日と同じように呼びだされていた





「ちょっと!あんた何なのよ!千隼くんとどんな関係なのよ」





どんな関係と言われてもあたしと千隼は・・・






「ただの幼なじみだよ」





だって小さいときから居たからさ、いまさら恋ごころとかないでしょ





「あんたさ、なんなの?不愛想すぎない?」
「不愛想って言われても、あんたたちと話したくないからだよ」




正直こんなのめんどくさい





中学からだし、もう怖いとかないんだけどさ





「あんたいい加減にしなさいよ!」






そう言った瞬間目の前に居た彼女があたしを押した
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