不良のあなたとあたしの物語(完)
倒れている人を見て先生が走ってきた。



「あれは七瀬がやったのか?」







「…俺が…」


「ちっ違います!」



圭也が認めようとするからあたしは慌ててそれを防いだ。



だって圭也が認めたら退学になりそうだし。



「あたしを助けようとして圭也はこの人たちを…。」



「早見を助けようとしたのか、七瀬?」




「あたりめーだろ。」
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