不良のあなたとあたしの物語(完)
そう言ってあたしから圭也に抱きついた。



圭也もあたしの後ろに手をまわす。



「俺も…。今日ゆりがおそわれかけてんの見て…俺が助けなきゃって思った。ごめんな。もっと早くこればよかった。」




「圭也は悪くないよ…。あたしのために…助けてくれてありがとう…」



そう言ってあたしたちは自然に見つめあい唇を合わせた。
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