不良のあなたとあたしの物語(完)
「そういうことじゃないの」


「じゃあなに?」


「派手な子たちと遊んどけばいいじゃない!」


そういうと、圭也は目を丸くして嬉しそうにニヤッとした。


「やきもちですかー。かわいいとこあんじゃん。」


「やきもちじゃないし。」

違うの?ってからかってくる。

「いじめないでよー」


「ほんっとにおまえかわいすぎ。どうする?今からホテルでも行くか?」


「そんなに軽い女じゃないから」


「知ってるし」


やさしい目をしてわたしを見つめた。

そして、顔を近づけて軽くキスをした。


わたし多分顔が真っ赤だろうな。


恥ずかしいよ。


「顔あかいよ。そんなとこも全部すきだぜ」


「照れるじゃん。」


「なら、もういっかい…」


「ンッ…」


今度は深いキスをしてきた。

息をさせてくれない。

ほんっとに意地悪なんだから。

でも、大好きだよ。


そのあとずっと2人でイチャイチャしていたのでした。
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