散歩猫、天神学生寮に行く
その視線に気づいたのか。

「あぁ、これ?引っ越しして荷物を片付けて、汗かいたからシャワー浴びた直後なんだよ」

ツインテール美少女はニパッと笑う。

はしたない格好しているって自覚は皆無みたいだ。

「あ、申し遅れました。隣の部屋に引っ越してきた者です。天神学園の2年に転入する事になったから、よろしくね」

「2年…じゃあ私と一緒ね」

ロシア人女子生徒が呟く。

「貴女も2年なの?よかったぁ、天神学園には1年の弟しか知り合いいなくてさぁ、頼れる人が全然いなかったのよ。同級生がいてくれると助かるよ」

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