いざ、幕末へ
土方さんを見ると怒りで震えていた。
当たり前だろう。
大事な近藤さんや隊士達がこんな戦の為に死ななければならないのだから。
「俺がしようとすることは間違いなのか…?
勝っちゃんを偉くさせてぇって頑張ってはいけないのか…?」
もはや幹部達は見てられなかった。
「大丈夫です。
私が助けます。」
「お前が…?」
みんなは不思議そうに私を見た。
「私、現代にいたときから皆さんの事が大好きだったんです。
そんな皆さんがいつももう少し生きていたら…って思っていたんです。」
私は呼ばれてやってきたが、本当は嬉しかった。
大好きな新撰組を助けられるのだから。
例え、身を滅ぼそうとも。