いざ、幕末へ
「くやしー!!」
私は負けた。
悔しくて仕方がない。
「真琴もなかなかだったよ。
また試合しよう。」
「次は勝つ!!」
「やれるものなら。」
だけど清々しい気持ちだった。
久々に強い相手に出会えたから。
なんせ現代には私より強い人はお兄ちゃんと総司だけだったから。
ちなみにお父さんより私達は強いからさ。
だからすごく嬉しいんだ!
「「真琴、すごかったな!!」」
ふと気づいたら人で溢れていた。
「お前、総司と互角だったんだな!」
と左之さん。
「手合わせ頼みたい。」
と一くん。
一くんって総司と互角なんだったっけ…?
これはやらなきゃ損だな!
「いいよ。」
と言った後、今度は一くんと試合をしたのだった。