いざ、幕末へ

夜。
私達はいつもより少しはやめに夕餉、いや宴会が始まった。
「乾杯!」

「「「かんぱーい!!」」」

近藤さんが乾杯の音頭をとった瞬間、皆浴びるように酒を飲み始めたのだった。

すると、お馴染み三馬鹿が寄ってきた。

「真琴ー、飲んでるかぁ~?」

もうすでに出来上がっているようだ。

「真琴も飲もうよぉ~」

へ、平助かわいい…
鼻血でちゃう…

だ、だってかすれた声に上目づかいに腕つかんでさ…

襲えってかぁぁぁ!!!!!




…はっ!!
危ない、四馬鹿としてメンバーに加わるところだった。

「わ、私はいいよー。
未成年だしー。」

現代だったらだめなんだからねー?

それに現代の新八のお酒を間違って飲んだときの記憶ないんだよね…。
その次の日はお父さんや新八、平助までに怒られたうえにお酒を禁止にさせられた!
私、何したのだろうか…?

あ、ちなみに総司はおもしろがっていましたよ。
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