いざ、幕末へ
「……はれぇ?
平ちゃんだぁ~」
ずっと黙っていた真琴が話かけてきた。
うっ。
上目づかいで話しかけんなよー!
誰か助けて…!
「おしゃけ、おいしかったぁ。
もっと飲みたいなぁ」
こてん
真琴は首をかしげた。
「……っ///」
平助フリーズ。
「もうやめろって。
お前、酒弱ぇみたいだしよ。」
ぱっつぁんが助けてくれた。
「あ、お兄ちゃんだぁ~
わかったぁ。
じゃあ平ちゃん~、
ちゅーしよー!」
「ちゅー?」
ちゅーの意味がわからなかったが、俺は少し嫌な予感がした。
そして俺が混乱してるうちに真琴の唇が重なった。
しかも深いやつ。
「えへへ~
あ、平ちゃん顔真っ赤だよ~?」
と、言うと今度は新八に抱きついた。
平助は顔を真っ赤にし動かなくなった。