いざ、幕末へ
左之助side

真琴って…
すげぇな!

幹部は知ってるけど、男と思ってる隊士達も顔が真っ赤だな。

厠は今混み合ってんな~(笑)
みんな若いな!


「左之さ~ん!」

「うぉっ」

いきなり標的になっちまった。
気を抜いてたから真琴と一緒に倒れちまった。

「いててて…
真琴、大丈夫か?」

「大丈夫~
ふふ、左之さんにもちゅー」

え?
もうすでに真琴の柔らかな唇と俺の唇が重なり合っている。
真琴、酔うとやっかいだな…


なんか今真琴に襲われてる体制だな…
それは男として、な。

「ん、ぁ…さの、さん」


えへ、
激しくしてあげました。
(可愛くないから!←新八)


でもなんかいいな。
口から零れる声がなんかいやらしい。


ぐいっ

「「…へ?」」

俺は唖然とした。
真琴が俺の上からいなくなったと思うと、土方さんが真琴の腕を掴み頭を押さえた。
そしてもっと激しく接吻をしていた。


…ふーん。
土方さんまで真琴が好きなんだなー。

負けねーけどな!

あ、真琴気絶?失神?
とりあえず意識失っちゃった。

気絶した真琴を土方さんが真琴を抱き上げ(現代で言うお姫様抱っこで)部屋を出て行った。

残念。
今日は土方さんに譲りましょうか。


その後俺はちびちびと飲んだ。
ちなみに宴会終了後、部屋に戻った左之は真琴兄貴s(新八・総司ら)にボコボコにされたのだった。

「「俺(僕)の可愛い妹に手を出すんじゃねー!」」

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