疲れ切った心


「はぁ!?何言ってんだよ。めんどくさかったらデートなんてしねぇよ」



どうだか・・・・・・・。



そう思うのに、嬉しくて嬉しくて仕方が無いのは何故?




「じゃあ私からは近づかない。悠斗が必要の時だけ呼んで」


「いつもそうだろ」


「そうだったね。ちなみに結夢を優先にするから。じゃあね」





悠斗に背を向けて家に帰った。










これ以上意味もなく悠斗に近づいちゃダメ。




それに私から悠斗に近づかなければ、きっと悠斗の隣には三条さんがいつもいる。




三条さんが悠斗の隣で笑っている姿が思い浮かんだ。




ズキン_________




胸が、痛い___________・・・・・・・・・・・
< 120 / 572 >

この作品をシェア

pagetop