疲れ切った心
「三条さん、確か34位でしたよね?」
悠斗とお茶会をしている三条さんに声を掛けた。
「そうだけど・・・・・・?」
「山本君に勉強教えてあげてください」
「海に!?」
「はい。私の力ではどうにも出来なかったので」
「この際琴羽でもいいや。教えて」
「でもいいや、ですって!?3教科も追試があるくせに何威張ってんのよ」
「スミマセン・・・・・」
山本君は三条さんに任せて資料の続きに目を通した。