疲れ切った心
「え~と・・・、大西悠斗君だっけ?何か用かな?」
さっきジジイに向けた笑顔と同じ顔を向けた。
「俺の名前知っててくれたんだ♪」
大西 悠斗。
結夢が言うには学校一のイケメンでモテまくり。
今時あまり居ない黒髪イケメンって所が萌えるらしい
って結夢が言ってた気がするような・・・
確か私はこいつに関わるとロクなことが起きなさそうって覚えたんだよね(笑)
なんかめんどくさいことになりそうなだな・・・
「それで、何か用かな?」
ジジイに頼まれた仕事をやるため早く中へ入りたかった。
「用ってわけじゃないんだけど、ここを通ろうとしたら会長がいてね」
なにそれ・・・