疲れ切った心




「じゃあ、明日はこれな。」


「はーい」

「分かりました」



「んじゃ、Girlfriendとデートしてこい」


「ありがとうな、叔父さん」


「ありがとうございました。明日もヨロシクお願いします」



挨拶が終り、二人で珠理達の所に行った。



「結愛、行くぞ」


「え~、もう遅いじゃん」



確かにもう遅いな・・・・



「ったく、久しぶりの休みどうしてくれるわけ!?」


「近くのファミレスで何か奢る!!だから機嫌直して?」



機嫌を損ねた竹下を必死に宥めている。



「しょうがないな~。ってことで珠理は親に連絡!」


「私はいいよ」



強引な竹下と裏腹に断る珠理。



「海が奢ってくれるんだよ!?行かなきゃ損!!」



残念だったな、海。



「早く!」



渋々電話を始めた珠理。



きっと母親にしてるんだと思う。
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