疲れ切った心



何枚もに綴られている手紙には、泣いた痕跡があった。




珠理は、どんな思いでこれを書いたのだろう




どんな思いで手紙を書こうと思ったのだろう




まだ高校生である俺は、珠理を引きとめる力もなく




また、約束する力もない




俺達はまだまだ子供で




どうすることもできなくて




無力なんだと思い知らされる





でも、幾ら考えてもこの現実は変えるができなくて




イライラする
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