疲れ切った心
「ってことでそこの服着てみて」
そこって・・・・・
この大量の服を?
「遠慮しとくよ」
「そう?じゃあ適当に好みのやつ選んで。私達サイズあんまり変わらないでしょ?」
そうだけど・・・・
とりあえず、好みで2,3着選んだ。
「選んだけど、どうするの?」
「それしか選んでないの!?」
怖っ!
「これ、珠理に似合うよ」
次々と服を乗せられた。
「これも似合うよ」
こんなに何に使うの!?
「こんなものかな」
重いんですけど・・・・・
「そっちのソファーに置いていいよ」
山積みになっているソファーとは反対側に服を置いた。
コンコン____
「結夢様、お食事の準備が出来ました。旦那さまと奥様もお揃いです」
「分かった」
結夢がドアを開けた。
「あの2つの服の山、別々に袋に入れといてもらえる?袋はいくつになっても構わないわ」
「かしこまりました」
「皆、行くよ」
結局あの服はなんだったの?