疲れ切った心



「はぁ!?別にここの店員に興味があんじゃねぇよ」


「俺たちはこの子に興味があんだよ」



別に私に興味を持たれてもね・・・・



「この店に用がなきゃ出てけ」



男性がいて声の主は見えないけど、黒いオーラが出ている気がする。



「な、何なんだよ!!」


「覚えてろよ」



オーラが怖くなったらしく逃げるように去って行った。



ありきたりな逃げ方だよね、あれ。


「珠理」


やっぱり悠斗だった。



「お前な!何ナンパされてんだよ」



とばっちり!?



「ごめんなさい・・・・・・」



憂鬱だわぁ・・・・・



皆がいるから謝ることしか出来ない。



「ったく・・・。ほら、こっち」



手を引っ張られ立たされた。



何処行くわけ・・・?



「悠斗~」


「誰?その子」



さっき座ってたらしい席まで引っ張られてきた。
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