疲れ切った心
「そーいえば悠斗君もやったんだって?ホスト」
「あ~・・・・まぁな」
悠斗は苦笑い気味に答えた。
別に苦笑いするほどでもないじゃん。
「もちろん海がやったのもあるけど、二位だよ?ま、珠理に勝てなかったみたいで5千円ぐらいの差はあるけど」
だから!
何で私なわけ!?
「はい」
結果が出来たらしく、結夢から一枚のプリントを渡された。
「ありがとう」
他の役員はいないけど山本君が居るので笑顔を作る。
「気をつけて帰るんだよ?山本君、結夢をちゃんと守ってあげてね」
「まかせろ!」
山本君に笑顔を作ると山本君は笑顔で返してきた。
「珠理もちゃんと気をつけて帰るんだよ?」
「はーい」
若干過保護すぎじゃない?と思うけどそんな結夢が好き。
「悠斗君も!珠理に何かあったらそのイケメン顔無くすからね?」
笑顔でサラッと言ってるけど怖いよ?
「じゃあね」
「ばいばい」
2人は生徒会を出て行った。