疲れ切った心
悠斗side
「お風呂ありがと」
「・・・・っ・・・・・///」
俺が貸したスウェットは一番小さいやつを貸したが、珠理的にはデカかったみたいでダボダボ。
さらに風呂上がりということで、髪から雫が滴っている。
いつも以上に色気が増している。
「どうかした?」
いつの間にか目の前に珠理が居て顔を覗きこんでくる。
ヤバい・・・・・
押し倒したい_______
「悠斗?」
「俺、風呂入ってくる」
珠理から逃げるように風呂場に移った。
バタン
入ってすぐ、ドアに身体を預け、しゃがんだ。
「あんなに色気があるなんて反則だろ・・・・」
呟くと、しばらく上を見ていた。