アルバ…
「こんにちは。和真くん♪」

私はわざと『くん』付で呼んだ。


「何言ってんの!?」

このキョドり様。ああ、楽しい♪


和真は急いで真輝さんを追い出して、二人っきりの空間をつくりあげた。



「よし。クリスマス始めるか。」

「うん★」


こんな感じでクリスマスがスタートした。




「あ、そうだ!和真と食べようと思って…」

「ケーキだろ!!?」

「おぉ、正解!!」

「作ってきてくれたの???」

「ごめん。時間なくて…」

私は両手を合わせて謝った。だけど…


「許さねぇよ!」

なんか機嫌をそこねちゃった?

どうすればいいんだろう。

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