夢に落ちし未来
それから僕はおぼろげな夢を幾度となく見るようになる。

無限に続くエスカレーターをただひたすらに下り続ける。

そこには目的も目標も何もない。

あるのは見えない底と無限のエスカレーター。

しかし、とある階に人が立っているのを見る。

ぼんやりとしていて誰かは分からないが夫婦のような二人組だった。


そこでいつも目覚める。

これは何かを暗示しているのだろうか。

今はその答えが分からなかった。
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