チョコレートな彼
天然と言われる七海にとって、今の自分のページには、友情が一番!の文字が大きい。

「七海~先輩と何も進まないで、終わっちゃうわけ~?」

「彼女いるって噂だし~見てるだけで幸せだからいいじゃん~」

「そうかなぁ~」

七海の性格を知ってる綾は、いつもこれ以上のツッコミはしない。

話してるだけ、無駄といつもあきらめる。
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