甘い誘惑
第1章

甘いカオリ



「じゃあね、優」

「じゃあな」



私は一度止めた足を、再び前に出した。



そして角を曲がるところで後ろを振り返り


反対方向へと歩く優の姿を確認してから



「はぁ…」



大きなため息をついた。



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